映画|不信地獄|Possessed

「妹が行方不明になった」と聞いた姉が心配顔で実家に戻る。実家は大きな集合住宅（団地みたいな）の中の1所帯で、そこに母と妹のふたり暮し。母ってのが聖書キチガイの狂信家で、こちらはとにかく教会でお祈りをしてれば娘が帰ってくると信じているという役立たずぶりなんだが、姉のほうは常識人である。彼女はママをほっといて知り合った刑事といっしょに妹をさがす。団地のご近所さんが関係者として登場する。デブの警備員とか、祈祷師オババとか、ガン告知された孤独女とか。そうこうやってるうちにこの家の身辺で不審死が頻発する。妹の失踪と関係あるのかも。妹はなにかに『憑依』されていたのかも。まったり感覚で進行するオカルト映画。

感想

いちおうホラー映画ってことですが、こわがらせ/おどろかせのシーンは少ないです。陰気なムードでまったり進行します。オカルトサスペンスっていうのかな。

感想ですが、どうもパッとしませんでした。好みの問題？好きな人にはこれがいいのかな。いろいろありますが、一番の不満点はあの狂信ママですね。狂人ぶりがぜんぜん小粒なのです。ああいうひとはキチガイ性がびんびん伝わってくるような調子が望ましいのですが、小狂人で終わっているというかですね、びんびんこないのです。だからつまらないなとおもいました。

という感想ですが、英語の字幕で見ているから監督さんの意図がうまく伝わらなかったのかもしれません。私にとってつまらないからといって、あなたにもつまらないかどうかはわからないですから、興味を持たれた方はいちどご覧になってみてください。

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