2007/4/6 (Fri) at 1:10 pm

映画|300 <スリーハンドレッド>|300

フランク・ミラー原作の壮大歴史戦記ものグラフィックノベルを豪華に再現。大大大大大大大大スケールたまらんムービー。こりゃスゴい。

映画|300 <スリーハンドレッド>|300DVD画像

【神に闘いを挑んだ男たちの物語】

スパルタン王レオニダスが300人の勇士を率いて、ケタ違いに強大なペルシャを相手に闘いを挑む物語。相手は何百万の兵力を擁する軍隊であり、数で圧倒するばかりか、妖怪変化や魔物じみた怪異な敵たちが次々に現れる。レオニダスは "Never Retreat, Never Surrender(退却するな、降伏するな)" を合い言葉にガシガシと突き進んでゆく。その姿は勝ち目のない自殺ミッションに挑んでいるように見えるが、じつはその闘う手法は高度に洗練されており、彼らは意外な健闘を魅せる。血飛沫と死体の山を乗り越え、巨大な敵の中心部に切り込んでいくのであった。

【スバラシイ!】

紀元前480年の大昔に ... といわれてもまったくピンとこないが、こ、こ、これはスバラシイ!暗黒の世界観、独創的な戦闘シーン、衣装デザイン、美術デザイン、死体にたかる蝿の唸り、飛び散る血飛沫、荒ぶる男たち、割れた腹筋、灰色の空、刃の欠けた鉄刀が肉に突き刺さる音、ゴールドを身につけた古代の王。すべてにおいて挑戦的なクリエイターの視点が強く感じられる。

戦闘シーンの爽快感っていったら、NFLの名シーン集のビデオを見ているよう。巨漢のラインメンをスリ抜けるラインバッカーがガツーンと決めるQBサック。タッチダウン寸前のランニングバックに横からミサイルみたいに突き刺さるディフェンスバックのタックル。あの快感に近いものがある。最高。こちらは剣と盾を使った肉弾戦ですが。

CGモノ特有のプラスチックな違和感がなく、高密度にリアルな質感でありながら、首がチョン切れたりするシーンはあんまりグロくない。グロさとナマさのバランス感がよい。シュールなグロさっていうか、ものすごくリアルな質感のグラフィックノベルがスクリーンで動いているようでもある。

アクション一押しのレビューになったが、それを支える世界観の描写もよく練られている。闘うレオニダスを送り出す妻を巡るサブストーリィも緊迫感がある。設定としては歴史ものだけれど、創作がふんだんに織り込まれており、異星のSF戦争物語のようでもある。300人の兵士たちが闘う相手というのは、きっと『神』みたいなものなのだ。300匹のアリンコが雲の上のお方に闘いを挑んでいるようなものなんだなきっと。ディティルが織りなす壮大な世界観を五感で知ることができるから、ウォッチャーは滑らかに感情移入できるだろう。

すべてのアクションファン、SFファンにお勧めだ。「どんなもん?」と迷ってる方はとりあえず以下のリンクでビジュアルをチェックしてみましょう。美しいグラフィックにドギモ抜かれます↓

ホラーなブログの方はどうぞ
原題: 300
別題: 300 - Bitka kod Termopila
300 Spartali
300: Bitva u Thermopyl
300: The IMAX Experience
邦題(カタカナ): 『300 <スリーハンドレッド>』
制作年: 2006年
公式サイト: Warner Bros. US "300"
制作国: アメリカ
制作スタジオ: Warner Bros. Pictures
公開日: 2006年12月9日 (アメリカ) (Austin Butt-Numb-A-Thon)
2007年3月9日 (アメリカ)
2007年3月15日 (香港)
2007年3月21日 (フランス)
2007年3月23日 (イタリア)
2007年3月23日 (イギリス)
imdb.com: imdb.com :: 300
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
音楽
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
アートディレクション
セット制作
衣装デザイン
特殊効果(Special Effects)
視覚効果(Visual Effects)

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