UKのホラー専門の新レーベル『UXB』の初回作品に『ゾーン・オブ・ザ・デッド』のミラン・コニェヴィッチ監督が抜擢された

レーベル名から察するに「Unexploded Bomb = 爆発してない爆弾（不発弾） = 未知の能力を秘めたるクリエイターを創出する」みたいな意味合いかなと想像します。いつか日本人ディレクターも選ばれるといいですね。『UXB』のイメージロゴ↓

発表された2作品はこんなかんじの内容らしいです↓

『The Maddening』。セルビアでバイオ兵器の事故発生。ヤバいウィルスがアウトブレイクしちゃったもんで、アメリカのロックバンドが足止めされてひーひーする話。ヒーロー役のクレイグ・フェアブラスは元SASの兵士で、みんなを助けます。監督は『ゾーン・オブ・ザ・デッド / Zone of the Dead (2009)』のミラン・コニェヴィッチ（Milan Konjevic）。ウェールズ/セルビア合作。

『Suicide Solution』。テキサス、オースチンで父娘の極悪コンビが殺人する話（ヒデー）。監督はジュリアン・リチャーズ。

上記の新作2本はまだこれからつくるところだそうなので、これ以上の情報はありません。

• Dread Central - Jinga Films Sets Up UXB - The Maddening and Suicide Solution Ready to Explode

『ゾーン・オブ・ザ・デッド』関連の話。

てわけで、ミラン・コニェヴィッチ監督は上に紹介した新作映画『The Maddening』の準備、並びに『Zone of the Dead』の続編『Wrath Of The Dead』の製作もあって、毎日忙しくやってるそうなのですが、その合間にメール等で「これを見よ」「あれを見よ」といろいろ教えてくれたんで、私、まとめて書きます。

2010年3月にイタリアで開催されたFantasy Horror Award 2010にてノミネートされたのは『Rec 2』『Drag Me To Hell』『Zone of the Dead』の3本で、『Rec 2』が選ばれました。会場には、ミック・ギャリス、ダリオ・アルジェント、ロバート・イングランドといったみなさんが現れたそうな。

『Zone of the Dead』のヒロインを演じたカワイコちゃん（ヘソ出し衣装にメロメロ）のクリスティーナ・クレベがBest Interpretation "New Talent"（新人賞みたいなもん）に選ばれました。そのときの模様のビデオクリップ。ロバート・イングランドが出てくるよ↓

クリスティーナちゃんのお言葉。「みなさん、ありがとう。ケン・フォリーさんは本日は会場にきてませんが、彼が私を推してくれたんで、私はこの役を演じることでできたんですよ。グラッチェグラッチェ！」としゃべってるところに、プレゼンテーターのロバート・イングランドが登場します。He rocks!!!!!!

Robert Englund: "Kristina, welcome to the world of scream queens!"

続いて、オマケ的なビデオクリップの紹介をば。

80年代ディスコ風にダンスする『Zone of the Dead』のゾンビエキストラのみなさん。出番待ちのあいだに撮影したそうです↓

こちらはセルビアでのテレビコマーシャル↓

私、以前こんなエントリを書いたのですが↓

• ゾーン・オブ・ザ・デッドの監督からメールがきた！

その後、監督のミランさんとメールとかチャットとかさせてもらってるんですが（光栄！）、私、このブログやりだしてから映画関係者からメールもらうなんて初体験で、ホエーと舞い上がって幸せを噛み締めていたのですが、上のエントリに書いたように「セルビア版のDVD送ってやるわ！」といわれたんですが、このときは半信半疑だったんすけど、な、なんかほんとに送ってくれたらしいんで、もうすぐ私の手元に来るらしいので、それがきたらまたエントリ書きます。いやー、ホラー映画のディレクターからメールをもらえるなんて、いまでも信じられません。生きててよかったー。

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