2016/8/14 (Sun) at 11:45 pm

『The Stylist』を東京電撃映画祭で上映してもらいましたの報告!ジル監督の挨拶ビデオ公開!

あれは7月30日だったから2週間も経ってしまった!遅くなりましてすません。

It's my report of the last month's Japan premiere of The Stylist directed by Jill Gevargizian at Tokyo Thunderbolt Film Festival in Tokyo. We had so much fun. After seeing the film, during the chatting session, Naoyuki Tomomatsu who is a Japanese indie filmmaker said, "The way of its lighting is astonishing!" And Dengeki (In case you don't remember, he's the guy who dubbed Laurence's voice when we screened Call Girl last year.) asked an interesting/straight question, "Why did Claire cry in the end? She was supposed to be happy because she got what she wanted. Then why would she cry?" This question attracted people. We discussed a lot about that. Probably it is kinda complicated emotion, we don't know much about Clare's past, what she went through in her life, but we can strongly feel how it was/is. People have their own thoughts by seeing it. Only thing we felt in common is that it was a beautiful ending and Najarra Townsend's acting was super.

先月、友松監督と仲間のみなさんがやっている東京電撃映画祭で、いつもお世話になっているジルさんの新作短編『The Stylist』をかけてもらえるというので、名古屋から東京にいってきましたよ。

久しぶりにこのアンちゃんと会った。ひゃは。

短編ホラー映画『The Stylist』

THE STYLIST / ザ・スタイリスト

当日の様子の話をするまえに、『The Stylist』ってなんすかという人も多いだろうから、どんな映画かを簡単に説明します。あらすじ↓

クレアは孤独なカワイコちゃん美容師。ある夜、その日最後のお客さんがやってきた。「完璧にして頂戴!」といわれた彼女は、ガガガーと......!?完璧主義の狂人美容師は、いったいなにをやらかすんでしょうか。

狂人美容師を演じるのは、『スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間 (2013)』とその続編『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界 (2015)』に出ていたナジャラ・タウンゼント。彼女の新作『Wolf Mother (2016)』も話題です。

トレイラー↓

ジル・ガヴァーギジアン監督 挨拶ビデオ

んで、当日、映画の冒頭に流れたジル監督の挨拶ビデオがこちらです。初公開。ジャジャーン!

そう。彼女がいってるように、私とブレンダンでいっしょに日本語字幕をつくりました。

さてみなさんの反応は...?

行く前にジルさんとチャットしてたら「あんたをSixxTape(彼女のプロダクション)の代理人にします。私らを代表して発言をするんですよ」なんていうから、えらく緊張して、鞄の中身を何度もチェックして、家を出ようと思ったら、鞄を忘れそうになりました。こえー。

The Stylist』は海外では結構な評価を受けており、Fantasiaでオフィシャルセレクション!Freightfestも!その他あちこちのフェスティバルで大好評!という調子なんですが、だからといって、日本でウケるとは限らないですからね。どうなのかなー。少し心配でしたが、意外に、よい反応をもらえました。友松監督は「ライティングがスゲー!」といってました。

電撃さんが「クレアはどうして最後に泣いたの?」と誠に率直な質問をしました。鋭いなあ。どうして泣いたんですかね。なんだか知らないが、悲しいのとうれしいのとごちゃまぜになって、自分の過去がうわーと思い出されて、胸が張り裂けそうなきもちになり、悲喜交々万感が押し寄せて、わーわー泣けてしまったということですかね。

この映画には『ガラスの天井』という台詞が何度も出てきます。ご存知の方も多いと思いますが、『ガラスの天井』という表現は「女性が社会で出世していくと、どうしても超えられない天井があって、ついにぶつかってしまうとそこから上にどうしてもいけない!」というような例えでよく使われます。「女性の社会進出がどーのこーの」という話題になるとよくでてきます。私はヒラリー・クリントンが演説でこの表現を使ってるのを聞いて知りました。

こんなワードを使っているくらいなので、いわゆる、あれだ、友松監督の天敵である「女の権利がー!」と叫ぶ人たちの合い言葉でもあるわけです。ジル監督は、皮肉なのかどうかわからないけど、それを隠し味的に主題にしているという次第で、こんな映画が東京電撃映画祭でかかるというのが、これまた、興趣があるなーと思いました。はははははは。

クレアが泣いた理由

この記事をポストしてから、監督さんからコメントをもらったので追記します。コメントふたつあって、あっちとこっちに書いてあって、内容がダブるんだが、両方書いときます。

My intention behind the crying is that while Claire got what she thought she wanted, she realizes that doesn't fix which wrong inside of her. She can't escape her inner demons.

クレアが泣いた意図というのは、彼女は欲しいものを手に入れたと同時に、彼女自身の内部を是正することがすでに不可能であるという点を知ったから。彼女は自分自身の中の悪魔から逃げられないのである。

My reason for Claire crying is that while she did supposedly get what she wanted. She comes to the realization that she cannot escape herself. That she will always have to face who she really is. And she's not proud of that person.

クレアが泣いた理由は、彼女は欲しいものを手に入れたと同時に、自分自身から逃げられないと知ったからである。彼女は(欲しいものを手に入れるたびに)自分自身の本性を知らされ、対面させられる。彼女はそれが好きでない。

追記以上。

写真いろいろ

The Stylist 東京電撃映画祭 1

The Stylist 東京電撃映画祭 2

The Stylist 東京電撃映画祭 3

The Stylist 東京電撃映画祭 4

写真は他にもいっぱいあるよ↓

という次第で、ジル監督にも喜んで頂きました↓

Thank you!

日本国内で『The Stylist』をスクリーニングしたいという方は私までお問い合わせください。15分程度の短編なので、なにかメインの上映イベントに、付随的にくっつけてしまえというのも歓迎です。

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