2017/3/10 (Fri) at 4:38 pm

今秋!ドイツのホラーファンを直撃!『第3回フェチフェスアンダーグラウンド映像祭』in ハンブルグ!

HORRORSHOX meets ハンブルグ!

佐藤サドさん/タムラ・トオルさん/私佐藤サド、タムラ・トオル、Hiro Fujii

Here's the bomb dropping! I'm happy to announce that I, Hiro Fujii (horror blogger/designer/translator/event organizer), has officially joined the board of 2017 Fetifes Underground Film Festival in Hamburg (the English title may be changed in the future) which aims to screen the fetish/controversial/crazy/brutal independent horrors. The event has been lead by Sade Sato (known as the director of MAI-CHAN's Daily Life:THE MOVIE) since 2015 in Tokyo and other countries. They did their event in Taiwan last year successufully. And this year it's gonna happen in Hamburg, Germany in Fall. Sounds fun, isn't it? Many thanks to Sade Sato and his partner Toru Tamura for letting me in. I'm honored. We are gonna make it bloody BIG! In the end, many thanks to Oliver Georg who has been supported us greatly to make it happen.

うちのブログを読んでる人たちは『フェチフェス』を知らない方が多いと思うので、最初から説明します。

今年の『フェチフェス』のフライヤー!
丸尾先生の圧倒的ビジュアル!
フェチフェス2017ポスター

フェチフェス』は『映画『まいちゃんの日常』MAI-CHAN's Daily Life:THE MOVIE』の佐藤サド監督が主催する定例イベントで、そこではアングラな作家さんたちが集って、作品を売ったり、コスプレして盛り上がったりします。回を重ねる毎に盛況で、常連さんがたくさんいらっしゃいます(私は行ったことないんだけど)。

んで、その『フェチフェス』の派生的なイベントとして、『フェチフェスアンダーグラウンド映像祭』なるものがあり、こちらは新しめで、今年は第3回になります。こちらは『映像祭』だから、本家の『フェチフェス』とは出し物が違って、インディーズ映画の上映会です。前回は東京と台湾で行われ、私は東京のヤツにお邪魔してきました↓

んで、この前の月曜日、同映像祭を主催している佐藤さんとパートナーのタムラ・トオルさんがうちにやってきました。なんでかというと、今秋に開催を予定している『第3回 フェチフェスアンダーグラウンド映像祭』はドイツのハンブルグで行われる予定で、「その主催をいっしょにやろう」と誘ってもらったからです。早い話、この前『チンコリンピック』でやったようなことを、今度はドイツでやろうということで、誠に光栄です。誘ってくれてありがとう。

主催は佐藤さんとタムラさんと私の3人でやるんですが、現地にOliver Georgさんという強力な人材がいて、この人はハンブルグ映画祭の主催者で、佐藤監督のファンで、日本のアングラホラーにやたらめったら詳しく、骨の髄までインディーズ映画心酔者で(自分のレーベルも持ってる!)、twitterやfacebookでもご活躍なので、ご存知の方も多いと思います。

現在、Oliverさんと連絡をとりつつ、会場の選定その他諸々打ち合わせ中ですが、さて、いちばんの気合いの入れどころは、いうまでもなく作品選びです。何を上映するかまだぜんぜん決まってません。私から提案できるのはホラー映画に限られるわけですが、この『フェチフェス』というイベントの考えが、必ずしもホラー一色でなく、てか、どこにもホラーイベントと書かれていないのですね。『アングラ』の中にも色々あるからなあ。私の趣味で走っていいのかなあ。お役に立てるのかなあ。と思ってたけど、おふたりとよく話したら、

「アングラたるものとんがっているべきである!トンガリアングラ映画であればなんでも良し!」

という明瞭な回答をもらって、「それなら私もなにかできそうだ!」と思って、現在、おもしろい作品を探しているところです。おふたりと夜遅くまで話をして、一緒に色んな映画を見て、あーだこーだつって、とても楽しく有意義でした。どんな作品が出てくるか楽しみにしててくださいよ。てか、ハンブルグなんだけど。でも、やってみて好評だったら、日本でもやれるかもしれないし。そしたらみんなも観れるよね。

佐藤さんの『フェチフェス』に賭ける思いや、どうして丸尾先生の『少女椿』をキービジュアルに選んだか、といったあたりについて、以下のリンク先を読むとよくわかります。

インディーズ映画というのはショボい映画。と思ってる人が多いかもしれませんが、それはまぁそうなんだけど、彼らにはメジャー系には真似のできない強みがひとつあるんですよ。金はないけどヒマだけは腐るほどある。という方々なので、納得できるまで何度も撮り直ししたりして、苦節ウン年の作品も珍しくありません。それほど執念のこもった作品というのはメジャー系には真似のできない鬼気があったりするので、ここはひとつ、そんな気合いのトンガリ作品を見つけてみたいものです。

秋のハンブルグ開催に向けてがんばります。よろしくお願いします。

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