2016/9/7 (Wed) at 5:45 pm

パブロ・アブセント監督の『Japanese Legends』のオープニングに倉林さんと私の作品を使ってもらいました!

今週末サンディエゴでプレミア!

Pablo Absentoさんは東京に住んでるホラー監督で、これまでにいくつかの短編映画をつくっているんだが、初めて知ったときには、「えー!こんなひとがいたのか!」と純粋に驚きであった。こちらの関連記事をどうぞ↓

SHI』はたいへんおもしろいので見てください。んで、この人の新作シリーズの『Japanese Legends』てのがあって、テレビエピソードみたいなもんで、日本の民話やこわいおとぎ話をベースしているそうです。おもしろそうじゃん。

どんな風に一般公開するのか私は知らないですが、きっとなにか考えているんでしょう。んで、そのオープニングにですね、倉林さんと私の製作物がチョロッと使われているんですよ。クレジットに私らの名前も入ってるよ。わー。

自分たちのこしらえたもんが、ぶわーと動いたり、フェードしたり、ふわふわ飛んでたりするんですよ。こんな風に使われるのは初めてだったので大変おもしろいです。うれしいぃい!

The Japanese Legends project's first episode "SLIT", which we have been working on for the past several month, is having...

Posted by Japanese Legends on Monday, September 5, 2016

彼女がつくったオープニングと一発目のエピソードであるSlitが、今度の日曜日にサンディエゴのHorrible Imaginings Film Festivalでプレミアです。パブロさんもゲストに呼ばれてあっちにいってます。みなさんの反応が本当に楽しみです。

どうしてダルマが出てくるんだ!というのは見てのお楽しみです。『SHI』を見るとわかるけど、なにかこう、日本の監督さんには思いつかない味があり、またいわゆるジャパンマニアのガイジンさんが思うジャパンのイメージとは違う、新鮮さがあるんですねこの人には。

以下は過去のインタビューから彼女のお言葉↓

Pablo Absento: Japanese folklore is one of the darkest and most mysterious of them all. I think it metaphorically echoes British/Celtic mythology at some points. It’s not only about “getting scared,” but also about learning things, reading between the lines, and understanding more about what the life is about.

「日本の民話はとりわけ陰鬱で神秘的ものが多いですが、私が思うに、日本の民話はケルト神話に通じるところがあります。単に『こわがらす』だけでなく、そこには教訓のようなものがあり、行間の合間に、人間の生命の神秘を感じます」

ジャパンマニアの外人さんはサブジャンル方面(アニメとか漫画とか)に食いつく人が多いですが、こんな風に日本の文化を深く見ている外人さんというのはあんまりいないので、私は期待するのであります。

彼女のことが気になる人はイイネしてあげましょう↓

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