2016/11/10 (Thu) at 9:20 pm

長編版KLAGGER!Kickstarterで製作資金を募集中!七転び八起きの苦労企画!残り9日!

Klaggerは本気である!私と倉林さんが製作したポスターも景品アイテムにあります。

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Let's support KLAGGER!

2010年製作の『Klagger (2010)』という短編映画は、『HATCHET/ハチェット (2006)』を沼から工場廃墟に変え、お笑いをナシにして、大まじめのスラッシャーをやってみたよ。という調子の映画で、えらく評判がよく、私も好きなインディーズ作品である。

監督のCasey Crowと弟のGeneは仲の良い兄弟で、彼らはこの作品をスケールアップし、長編版製作の準備に取り組んできた。

「工場廃墟にオバケが出てきてずがーん!」というコンセプトはそのままに、背景となる物語をつくり、キャラをつくり、計画を積み上げてきた。

長編製作の足らない資金を募集をするため、一度Kickstarterでキャンペーンをやったけど、目標額に達しなかった。その後、作戦を練り直し、現在セカンドトライの真っ最中である。締め切りは残り9日(本日11月10日時点)↓

Kickstarter - KLAGGER
Kickstarter - KLAGGER

私と倉林さんはCaseyさんと出会い、彼らの去年のクリスマスキャンペーン用のポスターをつくった。これ↓

KLAGGER POSTER by DAIJU KURABAYASHI + HIRO FUJII

このポスターは今回のキャンペーンの景品にも採用され、所定の額をチャリーンとお布施をするともらえる。他にもたくさん景品があるから見るといいですよ。

私たちはこのポスターを製作して以来のお付き合いだが、よくもまぁ粘り強くやるもんだと思う。Facebookで彼らと繋がっている人たちはご承知だと思うが、常にファン目線でいろんなプレゼント企画をやったりイベントにいったりしている。七転び八起きのKlaggerさんは頑張ってもらいたいが、しかし、単に友達だからでなく、企画の中身をよく見ると、これは応援をする価値があるように思われるから、記事を書くことにした。

まず注目すべきはこの目標額だ。15,000ドルという目標額が本気を感じさせる。多くもなく少なくもない。長編のインディーズ映画の制作費を募るキャンペーンは50,000ドル以上が珍しくない。ちょと少なすぎる感があるが、色々と考えた上で設定したのだろう。2度目だしね。本気度と夢の度合いをミックスしたらこうなった。みたいな。

私はクラウドファンディングにお金を落とすのが趣味だが、以前は目を引くものにぜんぶチャリーンチャリーンとやってたんだけど、それじゃいくらあっても足りないので、『選球眼』を養うように努めたところ、ある法則を発見した。

映画の資金募集をするのに、目標額2,000-3,000ドルあたりを設定しているやつらはだめである。それくらいの金額なら個人でつくれるだろう。この程度の金額を人に頼るっていう性根がよくない。その金額を掲示するってことは、本人にその程度の資金調達能力がないってことだ。いい大人がよく恥ずかしくないなーと思う。こういうことをいうと、「足りないぶんだけを頼んでるの!」という言い訳が聞こえてきそうだが、たかが2,000-3,000ドルくらいなら、数ヶ月どっかでアルバイトしろーって思う。

そこでKlaggerは15,000ドルである。15,000ドルという金額を聞いて「甘えるな!」「自分でつくれ!」と感じる人もいるだろう。そこらへんの線引きは人それぞれで、収入の差によって変わるだろう。私にとっての1万ドルは、裕福な人からみれば、私の千ドルに等しいだろう。が、私にはこれくらいなら許容である。目標に達しなかったときの危険度とか、諸々考えた上で、現実的な数字なんじゃないかな。

さらにKickstarterの記事の中身をよく読むと、ゴアメイクにChris Richard Hansonを起用するあたり、スケールアップを感じさせる。短編Klaggerは無名の人たちが集まってつくった手づくり映画だが、長編版はプロのレベルに達し、商業的な成功を果たすのだという気合いが感じられ、それはキャストにも現れているのではないか。

発表された内容の中で私が特に注目するのは、ビル・オバースト・Jrという人で、彼はインディーズ映画によく出演している俳優だが、かなり作品を選ぶと聞いた。脚本を読んで「えーなー」と思ったヤツしか出ないそうな(噂話だけど)。私は彼が出ててハズしたことがほぼない。ちょっと変わってるっていうか、普通じゃない役柄しか見たことがない。という次第で、これは期待できるんではないか。

なんつって、見てきたようなことを書いているが、実際はフタを開けてみないとわからないのである。あっはっは。ハズすかもしれない。わからない。映画が当たるかどうかなんて、サイコロの出目を覚えて法則を発見しようとするようなものだ。それが予測できる人は映画プロデューサーになってください。本当にそんな才能があったらビルが建つよ。まぢで。

こちらはキャンペーンのビデオです。ピンときた方はチャリーンといこう。

ところで、インディーズ映画のレビューを精力的にやっているMorbidly Beautifulさんにも「Klaggerを応援しよう!」記事がポストされたが、その中で、私らのことを褒めてもらった。ありがとう。Danniはいいやつだ。

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