twitterを始めて1ヶ月が過ぎた

twitterを始めて1ヶ月が経過した。けっこうおもしろいですね。みなさん、相手にしてくれてありがとう。

さて、世の中には、短くて鋭い返しでバサッと相手を黙らせることに長けた人間がいるが、私はそういう能力がじつにない。仕事の打ち合わせで一方的にベラベラやられて「なんかちがうんだよなあ」と歯がみしつつ、しかし、うまく言い返すことができず、家に帰って、寝る前に「こういえばよかった！」と思いつくことがしょっちゅうある。

思いつかないよりはましだが、こういうものは、その場でバシッといわないと意味がない。次の日に相手に電話をして「あのなー」といってみても、自分が馬鹿みたいに思えてくるからそういうことはやらない。要は、その場で、その瞬間に、パッと切り返さないとだめなのである。

twitterというのはそういう能力に長けた人間にものすごく有利なツールなのだろうと私は思っていた。ゆえに、これを長いあいだやらずにいた。こわかったのである。140字でパッとおもしろいことを書ける自信がないしさ。

こういう性格ゆえ、脚本がよくできたコメディを私は好きなのだろう。キチガイのように怒っている相手にヒョイと一行ギャグをカマし「うぐっう」と黙らせる快感というのを実生活で味わったことがないから、せめて映画のキャラに感情移入していたいのである。

さて、最近のドタバタ、橋下徹と乙武のアレを眺めていて思うことがある。この2名は分野は違えど、私の目から見て、「切り返しがうまいやつら」「twitter向けの人種だなあ」と眺めていたひとたちなんだが、これが、今回彼らがやってるのを見ると、「なんだ！こいつらもおなじ人間なのか！」と気づいた。

橋下徹はテレビでべらべらしゃべっているのを見ると、大したもんだなと思う。いっている内容はともかく、議論のもってき方がうまい（てか、ずるい）。ほんとによくしゃべるよね。橋下徹とイーライ・ロスといっしょに檻の中に閉じ込められたら、私は2時間で発狂すると思う。

そんな橋下徹であるが、結局、ドタバタの末に収拾がつかなくなり、おなかが痛そうな顔になってきた。彼の「わたしは英語ができないからさ」という言い訳をきいていると「おれ、英語できるよ」といいたくなったが、もし本人の前でそういったら、たちまちエンジンに火が点いて「あなたの観ているようなアホなホラー映画くらいわたしだってわかりますよ！わたしがいってるのはどーのこーの」とまくしたてるに違いない。ま、でも、最近はメッキが剥がれたかという印象である。

また、乙武もしかりで、例の謝罪文を私も読ませてもらったが、ぜんぜんおもしろくないからびっくりした。内容どうこうでなく、おもしろくないのである。謝罪文をおもしろく書け、といっても無理な話かもしれないが、あの文章は、突っ込まれることに怯え、手足が縮こまった人間（イヤミ）が書いたものだと思った。言い換えれば、普通の人間が書く文章である。彼らしい切り返しのうまさなどは感じられない。

私がtwitterを始めた時期に、こういうニュースネタがドドーと出てきて、「結局、こいつらも弱みのある人間なんだなあ」と気づかされた。んで、少し安心した。

他人が凹んでいるのを見てニタニタ笑うなんて趣味が悪いが、彼らは分野は違えど有名人である。私のような一般大衆に癒しを与えるのも有名人の仕事であろう。だから、ここはひとつ、喜んで癒されたいと思う。政治家はちょっと違うが、まぁ、あれはタレントも兼ねてるようなもんじゃん？

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この1ヶ月、ブログの更新頻度が減っています。ちょっとさ、いまペースを整えているところなんで、すません。また以前のように更新していきたいと思っています。

twitterはなかなかおもしろいので、かつての私のように尻込みしているひともやってみるといいですよ。始めたらフォローしてください↓

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