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!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!

ネタバレ注意!SPOILER ALERT!

本ページは『映画|ピラニア リターンズ|Piranha 3DD』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓

ネタバレ結末

プールにピラニアがウジャウジャ出てきて人々を襲いまくる、というだけの話なので、ネタバレもなにもないんだが、印象に残ったシーンだけ書き留めておきます。

ゲイリー・ビジーは迷い子になった牛を探すため、クルー・ギャラガーといっしょに、夜の沼にやってくる。牛の死体を発見。死体に溜まったガス(おなら?)に引火して爆発ドッカーン。

ピラニアがウジャーと出てきてふたりはオダブツになるが、ビジーさんは死ぬ直前、ピラニアの頭にガブリと噛みつくのです。うわー。彼ならほんとにやりそうだからびっくりした。

ここで、すかさず、加山雄三が出てきて、リンゴを齧ってスマイル。なんてネタがあったらいいけど、監督さんはアメリカ人なのでそんなの知らないのである。

男前のジャン=リュック・ビロドーカトリーナ・ボウデンといいかんじになり、sexしてみっか、と思ったら、なんと、マンコからピラニアが出てきて、チンコに噛みつかれてしまう。困った彼は、包丁で自らチンコカット。いくら男前でもチンコがなかったら悲しい。

レイク・ヴィクトリアからきたヴィング・レイムスは両足義足であるが、ピラニア軍団を目の当たりにするや、ネーチャンを救うため、プールに突入。ピラニアは彼の足に襲いかかるが、なにしろチタン製だから歯が立たない。おー、と思ったら、義足はマシンガンにトランスフォームし、ダダダーと一網打尽にしたのである。すっごーい。

デヴィッド・ハッセルホフはスローモーションで走る。それだけでいいですよ。と思ったら、意外にも、子供を救う。でもひとりだけっていうのは、彼としては物足りないのではないか。なんていってはいけないのである。アニキはスターなんだから。

ダニエルちゃんの義父、デヴィッド・ケックナーは、ピラニアが発生したと知るや、金庫を持ってスタコラ逃げ出す。でも、ワイヤが落ちてきて、見事に首チョンパでビョーン。生首が飛んでいく。キャッチしたネーチャンのオッパイにパフパフ。ジョン・ギャラガー監督はこういうのが好きですね。

イヤミなシェリフ代理のクリス・ジルカは、最後は天罰が下り、空から落ちてきたヤリが顔面に刺さって死亡。イエーイ。

そしてエンデンィング。

やっとこさピラニアを殲滅し、生き残ったダニエルさん他数名が呆然と死体の山を見回していたところ、お魚博士のクリストファー・ロイドから着信。

Mr. Carl Goodman: You're not gonna believe this. I was right. They're evolving. They're learning to walk!

信じられない!私は正しかったのだ!ピラニアは進化しているよ!彼らは歩けるようになったよ!

歩くっていうのは、あれですな、ムツゴロウみたいにヒレを動かして水から上がってくるのです。それをビデオ撮影しようとした子供がピラニアに首チョンパされてしまいました。

おしまい。

てことは、次回作パート3をもしやるなら、こんどは地上戦になるのであるか。でも、『殺人魚フライングキラー (1981)』てのが既にあるから、歩くというだけではインパクトが薄い気がする。

なんて想像しちゃうのだが、そもそもの話、前作『ピラニア (2010)』のラストで「まだ赤ちゃんなんだ!もっと大きくなるよ!」てなことをいってたくせに、本作では特に巨大化していることはなかったから、どうなるんだかわからない。『メガ・ピラニア (2010)』に先を越されてしまったから、路線を変えたのかもしれない。次にどうなるのか、そもそも次があるのか、私は知りません。

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