PV2,649

!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!

ネタバレ注意!SPOILER ALERT!

本ページは『映画|ホムンクルス/新種誕生|Hideous!』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓

ネタバレあらすじ

金持ちコレクター(メル・ジョンソン・Jr)は大金を払って奇形の死骸を手に入れたが、家に持って帰る途中でこれを奪われてしまう。盗んでいったのはゴリラマスクをかぶったトップレス美女だったが、彼には、だれが盗んだのかがすぐにわかった。こんなものを欲しがるコレクターなんて数が少ないから、すぐにバレちゃうのである。

強盗なんて明らかに犯罪だが、金持ちは女バイヤー(トレイシー・メイ)と相談した上、警察に頼らず、自力解決をしようと探偵を雇うことにした。金持ちは警察が嫌いだし、そもそもの話、こんなヤバいブツを取引してるなんて違法(本人はグレーといっていたが)だからである。

探偵(ジェリー・オドネル)は話を聞くと「盗んだヤツはなぜそのブツのことを知ったのであろうか」と疑問を投げ、彼は女仲買人の秘書のバカおねーちゃん(ロンダ・グリフィン)が秘密を漏らしたせいであるという点をサクッと突き止め、ヤリ手の探偵らしいところを見せて依頼主の信用を得ることに成功した。

金持ちコレクター/女バイヤー/探偵/バカブロンド秘書の4名はそろって敵の本拠地に乗り込む。その敵というのは、こちらも負けない大金持ちで、お城みたいな家にすんでいる(Michael Citriniti)。セクシー美女の助手(ジャクリーン・ラヴェル)といっしょ。コレクター同士の話し合いが始まる。彼らは同じ趣味を共有しているくせに、ものすごく仲が悪い。

「返せ」「いいや、あれはもともとわたしが買う予定だったのだ」「わたしこそが真のコレクターであるぞ。アマチュア風情がなにをいうか」「へー。んじゃ勝負してみるか」てな調子で子供のケンカである。

彼らが押し問答するうち、死骸だったはずの奇形が動き出していなくなってしまう。そこには別のコレクションもあったのだが、新しくきた死骸はなにやら不思議なことをやって、自分だけでなく仲間を蘇らせることにも成功した。逃げ出した奇形はぜんぶで4体。

盗んだコレクターは大慌てとなり、城をロックダウンし、4人を部屋に閉じ込める。そのあいだに奇形たちを見つけてつかまえようとジタバタするんだが、あれこれやってるうちにガオーと襲われる。奇形たちは人間を襲う気はなく、彼らは「ぼくらを自由にしてほしい」という伝言メモを持ってきたんだが、コレクター2名は「わたしがパパだよ。さぁ戻っておいで」とキモ台詞を述べ、むりやりにつかまえようとするもんで、惨劇になってしまったのである。

どたーんばたーんうぎゃーとアクションの末、女秘書は死亡。女バイヤーも死亡。コレクター2名も死亡(が、Michael Citrinitiは『Demonic Toys: Personal Demons (2010)』で復活する)。奇形たちも死亡。探偵とセクシー美女だけが生き残る。

生き延びたふたりはやれやれと屋敷を去る。と思ったら、そのクルマのトランクにこっそり奇形が隠れていた。

おしまいー。

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