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!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!

ネタバレ注意!SPOILER ALERT!

本ページは『映画|復讐の絆 Revenge: A Love Story』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓

ネタバレあらすじ

フラッシュバックで明かされたこと。

キラー男(ジュノ・マック)は、以前はお店の小僧さんをやってて、毎日おまんじゅうを売っていた。彼は近所のかわいい女子高生(蒼井そら)に惚れていた。

その女はちょっとオツムの足らない娘で、いつもおばあちゃんといっしょにいたんだが、ある日、おばあちゃんが死んで、その死体の横に3日間張り付いているところを発見された。彼女は身寄りがないし、おばあちゃんが死んでますます頭がおかしくなっちまったみたいなんで、サイコ病院に放り込まれた。

まんじゅう売りの男は、かわいそうだなあと思って、彼女を病院から勝手に連れ出した。女が自分の家に行きたいというので連れて行ったら、カギがかかってて入れなかったんだが、おむかいさんの売女が親切に部屋に入れてくれた。

売女は「今夜はあたしは仕事にいくから、あんたら、泊まってもえーよ」とかいうんで、そこに泊めてもらうことにした。売女は出て行ってふたりきりになった。男は女にまんじゅうを食わせてやろうと思って、ヒョイと部屋を抜け出して自分の店に行った。

その短いあいだに、知らないオヤジが部屋に入ってきて、うーい、新人が入ったのかあ、かわいいじゃねえか、つって彼女をレイプしようとするではないか。男はここんちの売女の常連客だったもので、ふらりと入ったらそこに若い女がいるから勘違いしちゃったらしい。

どたばたやってるあいだに、男が戻ってきた。びっくりした彼はオヤジをこてんぱんにやっつけて、そこから逃げた。

男は女を連れてすぐに警察に行った。かれかれしかじかで汚いオヤジにレイプされそうになりました、と訴えたところ、なんとそのレイプ犯は警察署の刑事の親分なのであった。ひぃ。

悪徳刑事のみなさんは真相を知ると「このまま返すわけにゃいかねえ」つって、取調室で女を連続レイプ。男は隣の部屋に閉じ込められてボッコボコにされ、マジックミラー越しに惚れた女がヤラレるのを目撃した。

刑事たちは男の罪をデッチあげ、女には「べらべらしゃべったら、おまえの男は永遠にシャバに出れない」つって脅して、彼女をサイコ病院に戻した。わるいやつらである。

男が刑務所から出てきたら、女はおなかが大きくなっていた。レイプされて妊娠したんですな。それでも彼女はにこにこ笑って、彼を迎えて、ふたりはいっしょに暮らしだした。

というフラッシュバックがあって、あー、そうだったんですか、それで頭にきちゃって復讐をなさっていたのですね。とわかるのである。

彼がブッ殺す妊婦は刑事たちの家族である。復讐のオニになっちまってるので、自分と同じ目に遭わせてやらないと気が済まないんですな。そしてそのあと刑事も殺す。

彼はひとりづつ刑事をブッ殺して、その家族の妊婦もブッ殺して、血祭りに上げて行くのであるが、ある日、検問で挙動不審な行動をしたせいで逮捕される。

刑事たちは「あんときのクソガキじゃねーか」とわかるんでアワを食うのであるが、とにかく自白をさせようとヒデー拷問をやる。彼はしゃべらない。

一方、男が逮捕されたと知った女は、自分の部屋でハラキリをやって、警察を呼ぶ。男のアリバイを立証するためである。シリアルキラーが逮捕され、留置されているあいだに妊婦の被害者が出たら、それは立派なアリバイになるからである。

男は彼女のアシストのお陰で外に出れた。その足で、病院にいき、ハラキリで傷ついた女を回収し、救急車を奪って逃走する。

彼はさらに残った刑事たちをブッ殺す。最後はあのいちばん憎たらしい親玉の悪徳刑事と一騎打ちである。ドタバタやってるあいだに、女は刑事に射殺されてしまう。そして刑事は男を追ってくる。

ここまでは、完璧にいいのである。

問題はこの先。

男は刑事に追いつめられて逃げ場を失う。刑事が彼を射殺しようとしたら、タマが切れていた。したら、ここで刑事は彼を殺すことをやめるのである。刑事は男を逃がし、その場から消える。この心境は私にはぜんぜんわかんないんですが。。

その5年後。

元悪徳刑事でいまは引退した男は、ナニをトチ狂ったか知らないが、とつぜん神様に帰依して、教会みたいなところで子供たちのめんどうを見るという神父様みたいなことをやりだす。彼はテレビに出てきて「神はわたしの罪をゆるしたもうた」とかいう。

それを見たキラー男は、当然ながら、銃を持ち、復讐に行く。つかつか入っていって、問答無用でブッ殺す。

そこには、元悪徳刑事の男を善人であると信じる子供たちが大勢いた。子供たちは憎悪の表情で男に接近する。そして男を襲う。

男は子供たちにブッ殺される。

おしまい。

※要するに「復讐なんかよくないですよ」という意味なんだが、私にはぴんときませんでした。悪徳刑事だった男が急に善人になってしまうという点に、なにかソレらしき裏付けがあるとか、伏線があるならばよかったんですけど、急に変わっちゃうんですよね。だからまったく理解できなかったなあ。香港のひとにはこれがぴんとくるのかなあ。お国柄のちがい?

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