PV2,475

!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!

ネタバレ注意!SPOILER ALERT!

本ページは『映画|ザ・テロリスト|Rampage』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓

ネタバレあらすじ

ビルはかねてより準備していた無差別殺人計画をついに実行に移す。手製の防弾コスチュームを装備し、銃を持って出陣。まずはリモコン無人バンを警察署の表玄関にどどーんと突入させる。警官たちが「ナニゴトであるか!」とアワを食って出てきて、バンの後ろを開けたら、大量の爆薬が!ドッカーン。警官たちはまとめて爆死。人々はおったまげる。わーわー。

邪魔なポリスを排除したあとは悠々とストリートを歩き、目についた者たちを手当り次第に乱射。そこらじゅうに死体の山ができる。気に食わないコーヒー屋の店員もブッ殺す。途中でふらりと美容院に立ち寄る。おねーちゃんたちの中にはキャサリン・イザベルがいるんだが、私は彼女が好きなので「やっと出てきた!」と喜んだら、彼女も他のみなさんと同様にホイと殺される。彼女の台詞は「なんだ!あのキチガイは!」だけであった。キャサリン・イザベルを名無し女優扱いである。この意外性はおもしろいから許す。ビンゴバーのシーンもおもしろい(詳しくは映画でどうぞ)。

そのあと銀行強盗をやる。最初から最後まで勢いだけで大金を強奪するさまは「銀行強盗ってこんなに簡単だったのか」と思わせるものがある。が、彼は奪った金を、へらへら笑いながら、銀行の外で燃やしてしまう。

この日、ビルは親友男(ショーン・サイポス)と山でpaintball(エアガンのシューティングゲームですね)をやって遊ぶ約束をしてたのだが、そこに向かう途中でポリスに追われる。カーチェイスのあと、これまた華麗に敵を排除する。ドッカーン。シェリフ役のマイケル・パレも、出てきたと思ったらすぐに死ぬ。

ポリスをやっつけ、山に入ると親友男が待ってて「おせーよ!」と文句をいう。ビルは「おまえがなりたがってた殉教者にしてやるぜ」と述べ、ホイと殺す。死体に銃を残し、サッサと着替えて証拠を隠滅。何食わぬ顔で家に戻る。彼はカネがどっさり入った袋を持っている。あれは燃やしたはずじゃ?

じつは燃やしたのはニセ札だったということですね。ビルが家で準備をやってるところで、ドル札をプリンタで印刷するシーンがあったが、あれはたぶん燃やすためのヤツだったのですね。キチガイが大金を燃やすところを人々に見せておく必要があったと。だから銀行の人たちを殺さなかったと。CSIが燃えカスを調べればバレちゃうんじゃないかと思うが、細かいことは気にしない!

発狂男が発狂男らしい大量殺人をやらかしたあとに山で自殺した、ということに見せかけた完全犯罪であったというオチであった。ボディビルをやってたのは、重い装備を身につけるため。ストリートでばんばんブッ殺したのは、キチガイと思わせるため。

彼が意図した通り、親友男の死体が発見され、犯人であると断定される。そいつの父親(ロバート・クラーク)がパトカーに乗せられていく。父親は「息子はキラーなんかじゃないよ!」と叫ぶんだが、だれにも信じてもらえない。という様子を、ビルは両親といっしょにテレビで見、ホエーと驚くフリをする。

てな調子で、警察もマスコミも両親も見事にだまされるのであるが、映画を観てる私もびっくりした。最後のオチが明かされるまで、いかにもキチガイ男のキチガイ犯罪として進行するもんだから、そんなウラがあったなんてぜんぜんわからなかったよ。これを予期できるくらいに勘のいいひとなら駄作に思えるのかもしれないが、私はすごくおもしろかった!

ラスト。

彼がカメラ目線で台詞を述べる↓

「地球の人口って多すぎだよね。資源はいつかなくなるしさ。どうすりゃいい?答え。殺しちゃえばいい!でしょ?ぼくは、みんなのために世界の人口を減らしてやるんだ。はは。いわば地球の掃除人です。そんだけ。じゃね!」

この晩、ビル・ウィリアムソンは姿を消した。そして、2年後、彼の声明がネットに流れた。

おしまい。

Deleted Scenes

DVDのExtrasのDeleted Scenesの中には犯人に仕立て上げられた気の毒男の父親(ロバート・クラーク)が息子に電話したり、ビルに電話するシーンなどが入っていました。本編ではこの男は台詞ゼロでしたが、いろいろ台詞が用意されていたのですね。

元々、ビルは犯行に必要な装備品を親友男を通じてこの父親から買ったのですね。だから、彼がポリスで事情を話せば、ビルはピンチになるんじゃという気がします。必ずしも完全犯罪とはいえない。ビルはそこらへんがわかってたから、サッサと逃げたということかな。

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