!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!
本ページは『映画|トランシルマニア|Transylmania』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓
ネタバレあらすじ
ラスティ君が胸をふくらませて会いにいったお色気おねーちゃんは、チャット画面で見た通りの美人だったが、背中にコブのあるせむし女であった。はははははは。せむし女が「会いたかったわよううう!」と走ってくるところはぎゃははである。やはりB-flickコメディたるもの、このような毒々しいギャグがなくてはいけない。てわけで、イッパツ目のお笑いはガッツポーズ!オーイエー!である。
彼はトホホ気分で逃げだすが、せむし女のパパは大学の学長のこびと男で、愛する娘のためなら火の中水の中というキツい性格なので簡単には逃がしてもらえない。「息子よ!」と追ってくるのだ。せむし女も追ってくるのだ。
さらに、こびとパパは娘のためにフランケンシュタインな肉体改造計画を密かに行っており、ラスティくんの友達である双子の片割れカワイコちゃんをとっつかまえて、彼女の胴体を手に入れる。それを娘の首にくっつけてしまえという話なんだが、犠牲になった女は首だけ人生となり、彼女は友達に助けてもらって首だけで生きている。
そうこうやってるあいだに、あっちではヴァンパイアキングのラドゥの愛人であるステファニアが、500年の封印を破って復活する。こちらはコスプレ好きアーパー女の肉体を借りて復活するんだが、ややこしいことに、オルゴールを閉じるとアーパー女の人格に戻る。オルゴールを開けるとビッチの人格になる。人格が変わると口調も声も性格もぜんぶ変わる。
ラスティがコスプレ好き女を助けようとしたらば、なぜか彼女はラスティに「おー、愛するひとよー!」とかいいだす。なぜならラスティはヴァンパイアキングのラドゥにうりふたつだったからである。そこにコスプレ好き女の恋人男が出てきて、彼はラスティが自分の彼女を寝取ったとかんちがいして、わーわー怒ってくる。さらに、コスプレ好き女は自分の肉体がだれかに勝手に使われていると知り、それはエイリアンアブダクションのせいだと信じるようになり、よって「ラスティはエイリアンだ!」と結論する。
てわけで、ラスティくんは、せむし女に追われるわ、そのパパに息子呼ばわりされるわ、友達からは殴られるわ、その恋人にはエイリアン扱いされるわ、という調子でさんざんである。
一方、ラドゥは子分といっしょに城の中に隠れていたが、愛人が復活したと知って表に出てくるんだが、いろいろあってうまくいかない。子供のチャリンコを奪って逃げたりします。ははははは。
ところで口だけ無責任男のジェームズ・デベロは、アジア人ギャングにダッチワイフを売りつけて大儲けしようとしたんだが、失敗し、こわい男たちにとっつかまり、そのままルーマニアの人買いに売り飛ばされてきたという経緯から、異国において高校時代の友達と鉢合わせし、助けてもらえる。そのまま彼もお城の大学に居座っておきらく人生を続けるんだが、そこらへんのおねーちゃんに「おれはじつはヴァンパイアハンターなのさ」とホラ話をしてたら、そこに本物のヴァンパイアハンター、ヴァン・スローンの末裔のおねーちゃんが出てきて、「それならわたしの仕事を手伝え」と引っぱり込まれ、ボウガンを渡されて、ハンティングに行かされる。
Man! This girl is really into her role-play!
この女はイメプレ好きなんだなあ!
とかいってたら、間違えて自分の足を撃って、ヒデー目に遭う。
最後はラドゥとラスティの一騎打ち。ふたりはうりふたつ。わーわー。みんなが見守るなか、ふたりは戦うんだが、ジェームズ・デベロが撃った矢が偶然ラドゥに命中し、ラスティの勝ちとなり、ジェームズ・デベロはほんとにヴァンパイアハンターになる。
ラストはその後のみなさんのようすが紹介されておしまい。首だけ人生になったおねーちゃんはカレシといっしょにびっくりマジックショーをべガスでやって大成功する。コスプレ好き女はオルゴールを壊したら元の自分に戻れた。彼女はカレシといっしょにsex体位講座の先生になる。ラスティくんは学長の娘と結婚し、赤ちゃんができるんだが、その顔にはヒゲがある。フリークス家系なのですね。ふたりはヒゲ顔赤ちゃんを見てハッピーになる。
あ、上のあらすじでは割愛してしまったが、メンツの中にアジア顔のアンちゃん(ポール・H・キム)がいて、彼はポットでハイになりながら人間の肉体を器用に縫い合わせていたんだが、彼はその才能を活かして美容整形外科医になった。
いろいろハショッてしまったけれど、だいたいこんなかんじのお話でした。おもしろかったよ。
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