!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!
本ページは『映画|パペット・マスター/惨劇のパーティー|Curse of the Puppet Master』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓
ネタバレあらすじ
パペットマスター、マグルー氏は、夜中にこっそり箱を燃やして捨てる。箱の中身は見えないんだが、中からうめき声がするので、パペットが入っているんだと思われ。彼は失敗作をひそかに捨てていたのである。後日、マグルー氏は「助手のマットくんは家に帰った」と娘にも警官にも説明するんだが、これは嘘で、だれにもナイショで狂った人体実験をやっていたというわけです。という点は徐々に明かされるんだが、まぁ普通にわかっちゃいますよね。
翌日、マグルー父娘はガススタンドで知り合った純朴青年のロバートくんを第2の助手に雇う。彼はすごく手先が器用なので、人形師として就職決定。住み込みで働き始める。彼は動くパペットたちを見て驚く。マグルー氏は設計図と道具一式を渡し「こういうふうにつくってくれ」と頼む。マグルー氏の目的は別にあって、彼は人体実験をやりたいだけなのだが。
純朴ロバートはだまされているとも知らずにせっせと働く。そうこうやってるうちに娘ジェーンと仲良くなる。ふたりが森でデートしてたら、マグルー氏が捨てた失敗パペットの燃えカスらしきものを発見して不審に思うが、このときはまだはっきりと中身を見なかった。その後、チンピラいぢめっこが出てきて、ふたりをいぢめる。ロバートはジェーンを救う。ふたりはますますラブラブになる。
怒ったいぢめっこは夜中にジェーンをレイプしようとやってくるが、ピンヘッドの首締め攻撃にあって逃げる。ピンヘッドはこのとき相手に踏んづけられて壊れちゃったが、器用なロバートは彼を修理してジェーンにプレゼントする。ジェーンは喜ぶ。一方、娘が襲われたと知ったマグルー氏は「チンピラめ許せん」とばかりに、ブレードとトネラーを使って復讐する。チンピラはウギャーと死亡する。
数日後、ロバートは熱を出して具合が悪くなる。マグルー氏は医者に電話し、心配するジェーンに「今日の午後、きてくれるそうだ」というんだが、これは嘘であり、さらに「郵便局に荷物が届くからこまったなあ。すまぬがおまえが取ってきてくれるかね」などと嘘を重ねて娘を遠ざけることに成功する。娘が出て行くと、マグルー氏はロバートを拘束し、マッドサイエンティストの顔になり、彼を使ってパペットをつくろうとする。こんどは成功するんだろうか。
マグルー氏の期待通り、ロバートはパペットになる。マグルー氏は「やったぜ」と喜ぶが、これを見物していたブレード以下のパペットのみなさんは怒りだす。彼らはロバートくんが好きだったので、この仕打ちに腹が立ったんだと思われ。怒るパペットたちを止めることはできません。マグルー氏をガオーと襲う。ぎゃー。マグルー氏は血だらけ瀕死になる。
一方、娘のジェーンは郵便局にきたが「荷物なんてきてませんヨ」といわれて困るが、やがて父の真意を知る。森で見つけた燃えカスをもういちどよく見たら、それはかつての助手マットの変わり果てた姿であった。彼女は大急ぎで家に帰る。そこには血塗れの父がいて「娘よ!成功したぞ!」という視線の先には不格好なロバートパペットがいる。パニクる娘はうげええええとおののく。ロバートパペットは怒るのであり、死にかけマグルーにビビーーーーと光線を放ってトドメを刺す。うわああああああ。娘は泣きわめく。おしまい。
※最後にパペットたちがマグルーに怒った理由がわかりにくいかんじがしましたが、私は上に書いたように「彼らはロバートを好きだったから」と思ったのでそのように書きました。彼はピンヘッドを修理してくれたから。でもソレなら、どうせならパペットたちはロバートくんを助けてあげればいいではないかという疑問がわきますが、とにかくロバートパペットを見せる必要があったんじゃないですかね。映画的にの話。そこまでして登場させたロバートのパペットはじつにカッコ悪いので泣けてきます。これじゃロバートくんも怒るわなと。
この映画に登場するパペットたち
- ブレード
- シックス・シューター
- ピンヘッド
- トネラー
- ジェスター
- リーチ・ウーマン
- マットのパペット
- タンクのパペット
この映画の記事に戻る↓