PV2,905

!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!

ネタバレ注意!SPOILER ALERT!

本ページは『映画|ドールズ|Dolls』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓

ヒッチハイク娘が「この家にはお宝があるのかなー」とそこらへんを物色してたら、ドールたちに襲われる。ぎゃー。というシーンを、ジュディ少女が偶然に目撃する。「こりゃたいへんだ!」とパパママに知らせたが、ぜんぜん話を聞いてくれない。パパは「おまえの空想話にはもううんざり!ボストンに強制返還させちゃうぞ!」なんていうのだ。ボストンにはジュディのほんとのママがいて、両親は離婚したばかり(or 係争中)ということですね。困った彼女は善良アンちゃんのラルフに相談する。ラルフは彼女のいうことを信じてくれるようになる。ふたりでバタバタやりつつ、結局、最後にはラルフとジュディだけが生き残る。ジュディのパパは子供のいうことを聞かなかった罰として人形に変身させられちゃう。

翌朝。ラルフとジュディが目を覚ますと、老夫婦が目の前にいる。ぜんぶ夢だったのかなあ。老夫婦はジュディに嘘を教える。「きみのパパとママはきみを置いて出て行ったよ」といって手紙を出して読みあげる。

「愛するジュディへ。パパはよいパパではありませんでした。ごめんなさい。パパは考えた末、ジュディはママと暮らす方が幸せになるって思います。パパたちはどっか外国に旅立ちます。ジュディのためにたくさんお金を残しておきます。ボストンのママのところにかえりなさい。ごめんね。パパより」

老人は読み終えると手紙をポケットにしまう。ジュディは泣き顔になる。パパはパパだから。ガイ・ロルフ演じる老人は「きみのパパはできるだけのことをしたんだからえらいよ」といって慰める。横で聞いてたラルフは「ヒッチハイク娘たちはどうしたの?」と聞く。老人は「あーそうそう!」といって、再び手紙をとりだす。「追伸。おねーちゃんふたりもいっしょに連れて行きます」とつけ加えて、手紙を暖炉に燃やしてしまう。そして「君がジュディをボストンに送り届けるんだ。そのためのおかねももらってある」なんていう。この話を聞いたジュディは「そんなもんか」という調子で信じたみたいだが、いかにも嘘くさいのでラルフのほうは「なんかへんだなー」と疑い顔なんだが、ガイ・ロルフ老人はこう返す↓

There's a saying in my family that somethimes bad dreams can be good for you.

ラルフはニコニコしつつ、怯え顔になる。老夫婦は「よかったらきみはここに住んでもいいよ。たくさんのオモチャに囲まれてきみはたのしいよ」と誘うんだが、ラルフは「け、けっこうでございます!ボストンにいってきます。ではさようなら!」と答える。ジュディは「また遊びにくるね。おじいちゃんおばあちゃん。ばいばいー」とお別れをいう。ふたりは去る。ジュディはラルフがパパだったらいいなーと思う。おしまいー。

QUOTES

Ralph: What's going on now?
Judy: They're trying to decide if you're really an adult, or just a kid in disguise.
Ralph: I've been trying to figure that out for years!

TRIVIA

imdbのtriviaによれば、スチュアート・ゴードンはこれのsequelをつくりたがっていたそうです。「ジュディとラルフはボストンにいく。ラルフはジュディのママと結婚して幸せになる。ある日彼らは老夫婦からドールの贈り物を受けとる」という続き話をイメージしていたそうですが、これは実現されませんでした。

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