PV1,911

!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!

ネタバレ注意!SPOILER ALERT!

本ページは『映画|ザ・キャプティブ|Green River』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓

ふたりの女が山小屋にいたら、そこらへんを徘徊するオッサン(ブルース・ピーターソン)を発見。『徘徊』というか、単に家に訪ねてきただけなんだが、これを見たアリソンは「アイツはわるもんだ!」と決めつけ、オッサンの車を盗んで走りだす。オッサンは「オイコラ!」と追いかける。しまいにアリソンは銃をばんばん。オッサンを拘束する。そのあいだカリズマはオロオロしつつ、彼女が殺人を犯してしまうのを必死で止めるという調子であった。

ふたりは男は連れて彼の家にいってみる。したらば、男はカリズマとその家族のことを覚えているといい、妹の失踪のことも知っており、その事件のことを調べていたのだという話をする。アリソンは「うそにきまってる!コイツはわるもん!」という。カリズマはどっちを信じてよいかわからない。映画を観る私たちもわからない。アリソンはイカレ気味であるものの、確かにオッサンは怪しいなというかんじもする。

※ここらへんまでは地味ながらけっこうおもしろかった。ここから先はうーん。

カリズマは電話をするために外に行く。山道を歩いて高い場所にいかないと電話が通じないのだ。カリズマは疑り女と怪しい男を部屋に残して、よっこらしょうとハイキングに出かける。男とふたりきりになったアリソンは、男をうりゃうりゃと拷問する(描写はぬるい)。殺しちゃうんじゃないかというところで、やっとこさカリズマが帰ってくる。男の頭に銃を構えるアリソンを見たカリズマはライフルを向ける。ふたりの女はにらみあったのち、ほぼ同時に引き金を引く(アリソンの方は不発だったように見えた)。

ラスト。

ふたりが映画の冒頭で立ち寄ったスタンド。行方不明者の写真の中にカリズマとアリソンも加えられている。あの男がナニゲに客としてそこにいる。てわけで、やっぱり男はわるもんだったのであり、ふたりは殺されちゃったんだなという余韻を残して終了。おしまい。

※てわけだが、誘拐犯人の目的などはまったくわからずじまい。後半、もっと違う展開にして『疑り神経症女と誘拐団の戦い!ゴアゴアスラッシャーに突入!』みたいだったらよかったのになあ。

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