PV2,818

!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!

ネタバレ注意!SPOILER ALERT!

本ページは『映画|ベビーシッター・ウォンテッド|Babysitter Wanted』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓

週末の夜だけという約束でベビーシッターをやってたら、こわいキラーが出現。殺されるぅ!と思ったら、じつはキラーの標的はアンジーでなくサム坊やだった。この男の子はカウボーイハットが好きで寝てるときもそれをとらないということだったんだが、なにかあるんだろうなと思ってたら、なんとこの子供は悪魔の子だった。彼がハットを取ったら2本のツノがあるんでびっくり!『ヘルボーイ』か『おにたのぼうし』みたいな。キラーと思われたおっさんはじつは悪魔ハンターの神父だったのである。アンジーは神父様をわるもんと信じて殺してしまう。そのあとに真相を知っておののき、あとから帰ってきた夫婦に拘束される。

この悪魔子供はヘルボーイと違って邪悪である。彼は人間の肉しか食べない。しかも、若い女限定で、特定部位の新鮮肉しか食べないというグルメ嗜好なのである。夫婦は悪魔子供の食料を確保するために人をさらっていたのであった。これがシリアルキラーの正体。

アンジーを捕まえた夫ブルース・トーマスは「バレちゃーしょがーねー」とかいって、自分らの悪行をしゃべりつつ、アンジーの見てる前で女の子を殺し解体する。マグロをさばく魚屋さんみたい。「つぎはおまえのばんイヒヒ」とかいわれておののく。ひゃー。

ラストはビル・モーズリイ警官がやってきてドタバタアクションの末に夫婦をやっつけ、アンジーは救出されたのだが、彼女は最後の格闘で悪魔子供を納屋に逆さ吊りにしたのだったが、いつのまにか彼は消えていた。というオチで終了。

アシスト役であるはずのマット・ダラスはまったく役立たずでした。彼はすぐに敵にヤラレて、格闘のあいだじゅう気絶していた。救出されたアンジーがベッドで目を覚ましたら、心配顔で見守る彼が優しくにっこり。「助かってよかったね」といわれてアンジーはうれしくなる。格闘アクションはできなくても、女の子のハートはゲットできるみたいです。

おしまい。

※なかなかおもしろい結末でしたが、子供悪魔のサムくんの演技がいまいちだったのがチト残念でした。「おなかすいた」とつぶやきながら女の子を追い回すんだけど、台詞棒読みみたいなかんじがして、もっとおどろおどろしい演出にしてほしかったなとおもいました。悪魔なんだから超能力でびっくりさせるとかさ、ドッカーンとひと暴れしてくださいよ!予算切れだったのかもしれないですが。という不満点はあるものの、全体的にはオッケー。

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