!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!
本ページは『映画|ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-|The Last House on the Left』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓
わるもん一味はギャル2名を拉致。車を奪って逃走するが、途中でマリが大暴れしたもんで、道を外れてドッカーン。車は大破する。チンピラは鼻の骨を折り、わるもんたちはきげんが悪くなり、逃げようとしたペイジをブッ殺す。マリはレイプされる。レイプをするギャレット・ディラハントはやはりターミネーターのように無感情に体を動かすだけであった(彼は『サラ・コナー・クロニクルズ』に出てました)。やっぱりレイプ役似合わない!もっと気合いを入れて「オーイエー」とかいえばいいのに。
ちなみにオリジナル版の方では、ねちねちといたぶられるシーンがもっとたくさんある。「ションベンちびってみろヨ、オラ〜」なんていわれるんだが、そんな台詞、ギャレット・ディラハントにいえるわけない!だからそういうシーンはない。
さて、オリジナル版の『鮮血の美学』では、レイプされたマリは絶望して入水自殺しようかと思ったらギャングに射殺されるという筋書きなんだけど、こっちでは彼女は湖に入っていくところまでは同じだが、それは泳いで逃げるためであった。現代娘はしぶといのである。リメイクでは彼女は水泳選手という設定なのだ。サラ・パクストンはガリガリでぜんぜんアスリート体型じゃないんですけどね。
彼女はスイマーなのでぐんぐん泳いで遠ざかる。わるもんは悔しがる。遠くから銃をばんばん。すると見事に命中。おおぉ。彼女は死んでしまったのか。じつは生きてるわけで、上に書いたひとつの違いってのはこの点です。
彼女を殺したと信じるみなさんは移動開始。でも車はないので近所の家に行く。「事故にあったのです」と嘘をついて家に入り込んで助けてもらうが、そこはさっきレイプしたマリの家で、善良パパママが出てきたというのはオリジナル通り。なにも知らないパパママは気の毒がって彼らを助けてあげる。
夜になって寝静まったらコンコン音がするんでなんだと思ったら、瀕死のマリであった!真相を知ったパパママは怒る!いまあっちの離れの家に寝ているヤツラはわるもんだったか!くそったれえ!でもオリジナル版と違ってこっちは娘は生きているという点がちがうんで、とりあえず応急処置をして(パパは医者)早く病院に連れていかなくちゃ。ボートで逃げるかとかいってたら、わるもんどもに気づかれ、格闘開始。
オリジナル版では、善良ママがお色気作戦でチンピラを誘いだしてチンコを食いちぎるという演出があったのだが、まさかこの上品ママがそんなのやるんだろうかと期待したんだけどそういうのナシ。わかってましたよ。やっぱやりませんよね。チンコガブリは省略されたが、その代わりに片手をキッチンのディスポーザーに突っ込んでギュワーン!ぎょえええええと絶叫する男に脳天ハンマー突き刺し攻撃!というのがありました。最後はギャレット・ディラハントは全身マヒさせられ、頭を電子レンジで爆発させられてオダブツ。
おしまい。
瀕死のマリは助かりました。ついでにわるもんボスの息子も助かりました。彼は一味のひとりだったんだけど、こわいパパにむりやり悪事をやらされたという優柔不断キャラで、最後はパパママのアシストをしたので助けてもらえたようです。どうでもいいんですけどいちおう書いときます。
この映画の記事に戻る↓