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!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!
本ページは『映画|トワイライト・オブ・ブラッド|Summer's Blood』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓
拉致されたカワイコちゃんは、じつはここんちのパパがよそで生ませた実の娘であった。これはまったく偶然で、彼女が持っていたパパの写真からそうとわかったのである。ここんちのパパってのは、セールスマンをやってるのか知らないが、たまにしか家に帰ってこないんだが、電話で自分の娘が家にいると聞いて大急ぎで帰ってきた。パパは一家に君臨する暴力男である。妻とマザコン息子はおびえたウサギのよう。暴力パパは「おれがよそで娘をつくってナニが悪い?」という調子でずかずか帰ってきて、カワイコちゃんを見るなりひとめで気に入る。暴力パパは『家族の絆』を重んじる男で、彼は家族なしでは生きられないという信条を持つのだが、ここで彼は自分の家族をリニュアルすべきであると思いつく。妻とマザコン息子は邪魔なのでサクッと射殺。このカワイコちゃんといっしょに旅に出るのだ。と思ったら、カワイコちゃんはファイトイッパツ(というほどでもないんだけど監督的にはそういうシーンと思われ)!暴力パパをブッ殺しました。おしまい。
というわけで、映画としては不発だったですが、この題材は面白いと思うんで、別の監督さんがやったら案外イケてたかも。
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