!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!
本ページは『映画|第9地区|District 9』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓
ネタバレあらすじ
エイリアンの住居にあった秘密ラボで謎の液体を浴びたヴィカスはなにかに感染した。彼の肉体は変容し、異質化する。ゲロを吐いてきぶんがわるくなり、指の爪がボロボロ落ちてひぇええと思ったら、片手がエイリアンになっちゃう!彼はエイリアン化してしてしまったらしい。
ヴィカスの妻のパパは政府のえらいさんでわるもんである。彼はヴィカスを拘禁し、その肉体を研究するように命じた。秘密がわかれば、エイリアンの武器を使えるようになるからである。ヴィカスはラボラット扱いされ、実験の道具にされてヒデー目に遭うんだけど、もうたまらん!とばかりにスタコラ逃げる。国じゅうから追われるハメになった彼はDistrict 9に逃げ込むしかなかった。
人間をラボラット扱いしたあげくに逃げられたというのは政府スキャンダルである。ゆえに真相は伏せられ、カバーストーリィが流された。「ヴィカスはエイリアンとsexしたもんで変な病気にかかって入院したが、これが逃げちゃったんですヨ、まぢに危険人物です。見つけたら近づかないで」なんてニュースで流されておののく。テレビニュースはナニする映像つきで、相手のエイリアンの顔はモザイクかかってます。はははははは。不義密通のおたずね者だ。彼が愛する妻に電話をして必死で我が身の潔白を話すところはこれまたマイケルっぽくてすてき。このネタのドワイトの台詞が聞きたい!
どん底きぶんでDistrict 9にたどり着いて潜伏してたら、エイリアン親子と出会う。この親子は他の野蛮なエイリアンたちとちがってどこか知的な雰囲気がある。エイリアン科学者だろうか。彼らとしゃべって、ヴィカスは自分が浴びたあの液体は、この親子が長い年月をかけてだいじにつくったもんで、それがあれば現在機能を失っている宇宙船を再び動かせるようになるんだと教わった。ほえー。さらに、宇宙船の中にある彼らのメカを使えば、ヴィカスの肉体を元に戻せるという。やったぞ!これを聞いたヴィカスはヨッシャと喜ぶが、肝心のそのブツ(液体が入ってたカプセルみたいなの)は、政府に押収されて厳重警備の秘密ラボにあるのだ。
ヴィカスとエイリアン親子はタッグを組んで政府のラボに突入する。必要な武器はDistrict 9にいるギャングから奪った。どどどどっっっかーーーーんうおおおおおりゃああああ〜!という苛烈なアクションを経て、彼らは目的のブツをゲットする。やったぜ!これがあれば、エイリアンたちは自分らの星に戻れるし、ヴィカスは元通りになれるのだ!
と思ったんだけど、ここで政府のわるもん軍団が押し寄せてきて、ギャングも絡んで、派手なドンパチになる。エイリアン特製ボディアーマーを操縦するヴィカスは自分を名誉を守るために戦う!いっしょにいる子供エイリアンにも優しい。「ヴィカスおじさんに任せとけ!」「ガーガーピピー」みたいな。
最後はすったもんだの大戦闘ののちにヴィカスは動けなくなり、彼は自分を救ってくれたエイリアン親子のために身を投げ出して犠牲になりました。親子は無事に宇宙船に乗ってどっかに消えた。「3年経ったら戻ってくるから待っておれ」と言い残して。
その後のヴィカスがどうなったのかだれも知らない。政府につかまったのか。あるいはどっかで死んだのか。
おしまい。
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