!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!
本ページは『映画|ホーンティング・オブ・モリー・ハートリー|The Haunting of Molly Hartley』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓
モリーの出生の秘密が後半で明かされる。彼女はじつは死産だった。産まれてすぐに死んじゃって、両親がピーピー泣いてたところに謎の女が現れ、そいつは悪魔の手先であり「生き返らせてやる代わりに、18歳になったらこっちによこせ」といった。両親が半信半疑でオッケーしたらば、赤ちゃんは生き返った。悪魔と契約したわけですね。
娘が18歳に近づくとママはこわくなった。娘が悪魔になっちゃうんじゃないかと心配して彼女を殺そうとしたんだけど、失敗して精神病院入り。その後、パパとふたりで暮らしだして新しい土地にきたらば、気味のわるいことがたくさん起きて、何も知らないモリーはパニクる。悪魔のお迎えがもうすぐくる。
18歳の誕生日直前。自分が悪魔化しちゃうと知ったモリーは、聖書マニアのまじめ女子に救いを求めたが、相手はモリー悪魔化計画を知り「あなたを救うためよー」とママと同じ台詞で襲ってきた。逆襲。ミニ・カーモディ死亡。
こまったなと思ったら、金持ちボンボン息子が助けにくるが、あまりアテにならないなと思ったら、コイツはじつは最初からすべて知っていた、つまり悪魔グループの一味だった。さらに学校のセラピストもそっちのひとだったのであり『セラピスト = モリーが産まれて死んだときに両親の前に現れた謎の女』だったと明かされる。
わるもんたちは18年間ずっと待ってたそうである。彼女が18歳になればおっそろしい力を手に入れるんだそうな。そこに娘を救おうと善良パパが飛び込んでくる。善良パパは悪魔と契約したことを後悔してるのだ。もうすぐ日付が変わって誕生日になるところ。
セラピストじつは悪魔の手先は、モリーにナイフを渡して「パパを殺しちゃえば?」という。「契約をしたのはあなたではなく両親なのだから、この場でパパを殺せば、契約をチャラにできるかもヨ」と悪魔の囁き。モリーはヨッシャとナイフを受けとる。パパを殺しちゃうんか!とおもったら、彼女は自分の胸を何度も刺す。イテテ。悪魔の手先はソレを見てうれしそうに「あなたを待ってたのよ」という。モリーは18歳になった。
数週間後。
パパが精神病院に入っている。それを見守るモリーと医者の会話から、パパがすべて罪をかぶったのだと私たちは知る。彼はそのせいでキチガイ扱いされて、あるいはキチガイになっちゃって、病院に閉じこめられたのだ。このシーンのモリーは生き生きしている。
医師は悲しい顔でパパの症状を説明し、モリーをはげます。が、彼女はすでに悪魔化しているようであり、別人のような笑顔である。「なるようにしかなりませんわオホホ。わたしにはわたしの人生がありますの。これにて失礼。パパをよろしく」と爽やか笑顔で去っていく。ハッピーな音楽が流れる〜♪
Doctor: I know this is a lot to take in. We've had him under observation for a week. So far there's been no change. Some interaction with you might draw him out of his shell.
Molly: No.
Doctor: I'm sorry?
Molly: I can't. I need to move on.
Doctor: Don't give up on him. He's your father.
Molly: Not anymore.
Doctor: Miss Hartley, is there something you wanna tell me?
Molly: It's just the way things were meant to be. I know you'll take really good care of him.
ラスト。
学校の卒業式。モリーが卒業生代表の感動スピーチをする。「わたしらが世界の未来を変えるのよ〜」とブチかます。みんなは感動して拍手をする。オーイエー。彼女は金持ちボンボン息子といっしょにリムジンに乗る。
ハッピーエンド。おしまいー。
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