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!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!
本ページは『映画|ハウスバウンド|Housebound』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓
ネタバレ結末
詳しい話は映画で見てくださいと思うが、結局、オバケ屋敷じゃなかったというオチでした。何十年も誰にも知られることなく、家の壁の向こうにへんな野郎が住み着いていたのです(Ryan Lampp)。『ディスコード -DISCORD- (2012)』と同じパターン。
彼が動く足音だとか、たまに出てきて食べ物を盗んでいったりしたものだから、それがオバケであるとみんなは信じ込んでいた。このあたりの描写は江戸川乱歩風で、きもちわるいです。
この男はユージーンといって、機械いぢりとお絵描きが異様に得意な変人男。頭がおかしくて、重度のコミュニケーション障害だからそんなことになっちまったんだが、決してわるいひとではなかった。彼の『機械いぢりが異様に得意』という点が要点になっています。車のエンジンやらトースターやらメカと名のつくものはなんでも直してしまうから、魔法使いみたい。eugenizedってワードが出てきた。
んで、大昔にこの家で殺された少女は、じつは、現在、不良娘カイリーさんの世話をしている、カウンセラー医師に殺されたのだった。最後はそれがぜんぶバレてドタバタアクションの末に、わるいやつはオダブツになりましたよ。ハッピーエンド。
この物語を通じて、カイリーさんはママたちと仲良くなって、立派に更正できました。また、変人男のユージーンさんも家族のひとりとして迎えられたみたいです。幸せエンド。おしまい。
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