!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!
本ページは『映画|アンチソーシャル|Antisocial』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓
ネタバレ結末
サムと友達連中はネットで情報を得つつ、家に閉じこもっていたが、ひとりづつ感染し、ガオーと発狂し、死んでいく。やがてウィルスの原因が明かされる。サイトのエンジニアの告白ビデオから得られた情報↓
facebookモドキのRed Roomのサイトにおいて、PVを稼ぐ目的で、サブリミナルな手段がエンジニアによって考案された。それが功を奏してサイトは大流行したんだが、どんどんやり続けたら、人間の脳に影響を与える、悪いウィルスができちゃったそうな。
実際にどうやって感染するかというと、スマホ画面を見ているとギギガガーとへんなもんが見えて、異物が肉体に侵入してくるという調子である。このへんの描写が昔のホラー映画の焼き直し臭くてつまらないと思うんだが、それはさておき、治療法を示唆する別のビデオも出てくる。どっかの医者がいう↓
a scientist: The virus attacks the amygdala area of the brain, which stimulates an over-production of cells which creates a new kind of brain in the form of tumor. This is to accommodate the overwhelming number of new signals the brain is receiving from others infected by the Social Redroom dot com. It is this increase in brain mass that is causing these hallucinations.
ウィルスに感染すると脳に腫瘍ができる。その腫瘍を媒介し、他の感染者たちと(どうやってか知らないが)脳が勝手に通信をし、圧倒的な量のデータをぶわーと受信するようになる。腫瘍はどんどん肥大し、強烈な幻覚を引き起こす。
医者のビデオには続きがあって、「まだわからないことは多いけれど」と前置きしてた上で、このウィルスの治療法をレクチャする。「感染者の頭にドリルで穴を開け、腫瘍に養分を送り続ける動脈をひきずりだしてしまえ」とかいう。
阿呆みたいな話だが、Lenovoあたりがこんなものを発明したらおそろしいですね。「この腫瘍は感染者が死んだあとも活動し続ける」なんてこともいっていましたよ。
最後には、サムさんはひとりきりになり、もうやるしかないと決断し、自分の頭にドリルをガガガーとやって、ブラックジャックでもできないような自分手術を敢行するのである。痛い思いをして、頭の中からグニョグニョ物体をひきずりだして、ついにやっつけましたよ。ふぅ。
翌朝。
命からがらで外に出てみたら、町は荒れ放題で死体だらけ。と思ったら、死体がゾンビみたいに起き上がってくる。死んだあともウィルスの作用は継続するらしい。感染者同士はテレパスのような不思議な連携ができるらしい。まさに「ソーシャル死人!」の結末である。
PART2をやるつもりですか。という余韻を残して終了。
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