!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!
本ページは『映画|バッド・マイロ!|Bad Milo!』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓
ネタバレ結末
怪物マイロは3人をブッ殺した。ダンカンの同僚男はダンカンのPCを壊して殺された。不妊治療の医者はダンカンの奥さんを侮辱したから殺された。ダンカンをコキ使う腹黒上司は腹黒だから殺された。その度にお尻の穴から出ていって、殺人を終えるとスッキリ顔で帰ってくるの。こんなのがいたら困りますよね。なんとかせねば。
セラピストの助言により、ダンカンはながらくご無沙汰だった父親(スティーヴン・ルート)と対面する。父ってのは、山小屋にひとりで乞食みたいに暮らしている自堕落男で、自分の子供の誕生日も覚えていなくて、ヒデー男なんだが、じつは、ダンカンの身に起きた出来事は、遺伝だったと明かされる。
父親も同じ悩みを抱え、お尻の穴に怪物を飼っていた。こちらはラルフという。父はこれゆえに離婚するしかなかった。ひとりで山に住んで、瞑想をして、ひたすらに心穏やかな状態を保っていないと誰かを殺してしまうから。彼は本当はいいパパだったんですね。
ラルフとマイロが顔を合わせるとドカドカと闘いを始めるもんで、人間たちは「おいこらヤメロ」つって止めるんだが、ダンカンの奥さんが妊娠したと知ったマイロは、こんどは奥さんを襲う。マイロはダンカンのことをパパのように思っているから、嫉妬したんだと思われ。
ドカドカアクションの末、ダンカンは暴れるマイロを取り押さえる。彼は奥さんに事情を打ち明け「ぼくはコイツを飼ってないといけない」つって、奥さんの見てる前で、マイロをお尻の穴に入れる。こんな夫を受け入れてくれる奥さんは優しいですね。
最後。
ダンカンはコンサルティング会社を設立。家族も友達もみんないっしょに幸せになる。でも、奥さんのおなかの中には、マイロみたいな怪物がいる...... のかな!?
という余韻を残して終了。
余談だが、ダンカンママとツバメ男はSM愛好カップルだったと最後に明かされた。あれはおもしろかった。
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