PV3,376

!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!

ネタバレ注意!SPOILER ALERT!

本ページは『映画|ザ・チャイルド|Come Out and Play』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓

エンディング - オリジナル版との違い

詳しいことは映画でどうぞと思うが、最後は、奥さんは死んで、男はひとりで逃げる。んで、波止場にいって、ボートに乗ろうとしたら子供たちが襲ってくる。ここらへんになると、男の逡巡は失せており、子供たちをホイホイブッ殺す。

と、そこに、海上ポリスがやってくる。男は殺人鬼と誤解され、射殺される。警官は陸に上がる。あたりの死体を見て「ナニゴトであるか!?」と呆然。その隙に子供たちは警官の銃を手にし、警官をブッ殺す。

生き残った子供たちは満足げ。彼らはふたてにわかれるらしい。半分の連中は警官の船を奪い、本土にいくらしい。そこでの会話↓

girl: Hey, can you take us with you?
boy: No, we will come back for you.

少女: わたしたちも連れていって。
少年: いや、あとから迎えにくるよ。

狂った子供たちは勢力を拡大していくつもりなんだなと余韻を残して終了。

おしまい。

ということであったが、このエンディングは大筋では同じなんだが、ちょっと違う。オリジナルでは子供たちがもっとエヘラエヘラ笑いをしていて、なんちゅうか、不気味さの描き方が違う。

子供たちは大人連中を始末すると、ワーイと海に飛び込んで、キャッキャッと遊ぶ。夏休みのプール開きみたい。また、年長の子供が傷ついたおチビさんの傷を拭いてあげるという場面もある。このような演出はリメイクにはなかった。

んで、最後に、少女と少年が次のような会話をする↓

girl: Are you going to the mainland?
boy: Yes.
girl: Why don't we all go?
boy: Because we'd attract too much attention in Benavis. You'll go later.
girl: Do you think the children there will start playing the way we do?
boy: Yes, of course. We are lots of children, all over the world. Lots of them.

少女: 本土に行くの?
少年: そうさ。
少女: みんなでいこうよ。
少年: いや、おれらが先にいってドッカーンとやるから、きみらはあとからおいでよ。
少女: あっちの子供たちもいっしょに遊んでくれるかな?
少年: もちろんさ。子供たちは世界中にいる。たくさんいる。

ふたりともすごくうれしげ。おしまい。

こんな風でした。

これがさ、ものすごーく、後味が悪くて、イイネー!ってかんじだったんだよね。私はオリジナル版のほうが好きだ。

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