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!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!
本ページは『映画|ATM』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓
ネタバレ結末
助けがきたと思ったらホイと殺されてしまうとか、走って逃げようとしたけど駄目だったとか、キラーがホースを持ってきて水攻めしてくるとか、いろいろあるんだが、最後の最後、ネーチャンとガサツ男は死亡。朝になり、ポリスがやってきて、デビッドだけが助かる。でも彼は犯人扱いされてパトカーに連行される。キラーはまんまと逃げていく。
という結末でありました。
結局、この話はなんだったのであるか、といいたくなるひとも多いかと思うんだが、映画の最初と最後に、キラーがどっかの隠れ家にいて、そこらじゅうのATMの図面を手に入れて、入念に精査している場面が出るんですね。あれによれば、この犯人は通りすがりのキチガイ男ということでなく、細部に至るまで計画を練り上げた知能犯で、完全犯罪をうまいことやっちゃってますよ、こわいですね、ということを監督さんはいいたかったんだろうと思われ。つまり殺す相手は誰でもよかった。このキラーは「ATMでワナを仕掛けてブッコロス」という点に意義を感じているらしい。都会のアリ地獄みたいな。
てことなんですよね。たぶん。それなら、やっぱり、もっとソレらしい、知能犯ぽいような、ATMならではの殺しの手法を考案してもらいたかったなあと思うんですよ。
久々のエントリはこれにておしまい。
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