!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!
本ページは『映画|悪胎|Womb Ghosts』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓
映画は上に書いたようなかんじで始まるんだけど、なぜか、その後は、刑事さんやらサイコ病院やらは一切出てこない。その代わりに、流産を何度も経験している美人妻(Koni Lui)が出てくる。彼女には医師であるイケメン夫がいるんだが、夫はカワイコちゃん看護婦と浮気してるもんで、彼女は愛想を尽かして、キャバ嬢仕事をやっている。
美人妻は夫が医者になれるように多大な金銭援助をしたそうなのだが、なぜ医師になれたいまもこんなに働かなくちゃいけないのか、よくわからないんだが、とにかく彼女は貧乏キャバ嬢のようにあくせく働き、しかも流産ばかりしているという不幸女なのである。
※だいぶあとのシーンで、不幸妻がアルバイトしてるのは、彼女がまたまた流産をして離婚を決意し、家を出たあとの時点の話だったとわかるのだが、ここらへんの時系列編集がわかりにくいと思う。
不幸女の夫であるイケメン医師とカワイコちゃん看護婦(クリッシー・チャウ)は、カラダ目的のただれた関係である。さらに、カワイコちゃん看護婦は病院からしばしば出産女性の胎盤をこっそり持ち出している。彼女はそれを父親(ラム・シュー)に売っている。父親ってのは、怪しいインチキ祈祷師で、コイツは水子のオバケを飼っており、そのエサとして胎盤が必要っちゅうことらしいです(ここらへんの設定はなかなかおもしろい。オバケを飼うなんて!)。インチキ祈祷師は水子オバケをドレイのようにコキ使い、これを使って予言をして不幸なひとたちからカネを巻き上げている。
という調子で、どいつもこいつもカネとsexに目のくらんだボンクラばかりであるが、最後はこわいオバケがダダーと出てきて、身勝手浮気男も、インチキ祈祷師も、カワイコちゃんも、まとめてお仕置きされる。
ラスト。
冒頭で出てきた刑事がやっと出てくる。彼女がサイコ病院を訪問すると、そこにはあのカワイコちゃん看護婦がいる。彼女は水子のオバケに取り憑かれて、狂っている。つまり映画のお話はぜんぶ過去の出来事だったわけですね。じつは、看護婦である彼女が、自分の愛人の妻が妊娠して病院にきたとき、わるさをしてクスリを取り替え、流産させていたというオチであった。そのせいで彼女は呪われたのである。自業自得。
自分の愛人の奥さんに子供ができたら、自分が捨てられると思ったんですかね。かわいい顔してとんでもない悪女です。あんなカワイコちゃんなんだから、もっとまともな男が他にできるだろ!
てことなんだが、あー、わかりにくかった!
よくわからない部分があったので、なんかちがうかも。だいたいあってると思うけど。。
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