PV1,895

!!!! SPOILER ALERT !!!!
!ネタバレ注意!

ネタバレ注意!SPOILER ALERT!

本ページは『映画|イタリアン・チェーンソー|The Last House in the Woods』のネタバレ全開です。この映画の普通の(ネタバレのない)レビューはこちらにあります↓

女の子が逃げ回ってカレシを探したら、ケモノ歯子供の部屋でガムテ拘束されていた。ケモノ歯子供は部屋の隅に立っていて、悲しげに見ている。ドアの向こうから追っ手がくる。勇気あるカレシは「ひとりで窓から逃げろー」といって、女の子はいわれるままに逃げた。深夜の山道をマラソン逃走したんだけど、途中で醜悪顔のフリークス男に捕まり、それは親切男の身内だったのであり、さらにもうひとりの奇形男も現れて、男の家に強制返還された。

女の子が目を覚ましたら、隣にカレシがいて、目の前でキチガイファミリーが晩餐会をやっていた。真ん中にケモノ歯を持つ子供。そしてパパママと奇形男が2名。ファミリーのみなさんは、ケモノ歯子供が人間の足の肉をちぎり食うのを愛おしげに眺めている。ひぃと思ったら、カレシの足が切り取られていた。カレシは出血多量で死にかけていたが、さらに奇形男がチェーンソーで腕もチョン切った。隣の女の子は全身返り血を浴びてウギャー。彼女は発狂寸前。

ここで、最初に出てきたわるもん凶悪チンピラ3人組が外から参戦してくる。彼らは悪事を邪魔されたのを根に持って夫婦に復讐しにきたんだけど、まさか家の中でこんなキチガイ晩餐会をやってるとは知らないんで、中に突入してきておののく。

キチガイファミリーとチンピラたちが殺し合いを始める。チェーンソーでおなかをぐりぐりされてハラワタがドローンと出てくるとか、あっちこっちでドドドーンと凄惨な殺戮が行われ、家じゅう死体だらけになる。

最後に生き残ったのは、女の子、奥さん、ケモノ歯子供のみ。残り全員は死体になった。女の子がカナキリ声をあげて逃げたら、ガレージの奥に秘密の小部屋を発見。そこには冒頭プロローグのママを惨殺された少年がいた。彼は両手両足を切られて、不具者にさせられ、そこに鎮座していた。な、なによコレ!とおののいたら、奥さんがきて悲しい打ち明け話をした。

夫婦のあいだに子供ができたら、それは人間を食いたがるモンスター子供だった。彼らは子供を深く愛していたので、定期的にひとをさらって食わせ続けた。そして、子供が寂しくならないように奇形者を連れてきて友達として与えた。ある日、かわいそうな少年が助けを求めてきた。少年はママを殺したキチガイファミリーの巣窟と知らずにドアを叩いたのである。夫婦は自分たちの子供とは大違いのマトモな少年を見て、頭にきたのか、嫉妬に駆られたのか、その少年を不具者にして、自分の子供の友達にして与えた。というオチだったのでした。

ラスト。

人食い少年はママを襲って食った。ウギャー。とやってるあいだに女の子は逃げた。ママを食い終えて満足した人食い少年は、奥の部屋の不具者少年に接近。ふたりはにっこり微笑み合って抱き合った。

おしまい。

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