2013/6/12 (Wed) at 10:10 am

マニアック、ボカシの件。『Tokyo Vice』の著者、ジェイク・エーデルスタインさんからコメントを頂きました!

Thanks so much!

先に書いた英文記事『On EIRIN's Terrible Censorship of Franck Khalfoun's "Maniac"』に関し、ジャーナリストのジェイク・エーデルスタインさんからコメントを頂きました。おー。すごーい!

彼はヤクザの内幕を暴いた衝撃ノンフィクション本『トーキョー・バイス(Tokyo Vice)』の著者であります↓

Tokyo Vice

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本作品は映画化も決定しており、ダニエル・ラドクリフがキャスティングされている↓

楽しみですね。

このジェイクさんに「ホラー映画の検閲に興味ありますか?」と問いかけたところ、「あんまり興味ないけど、腐った拝金主義の映倫はくそったれだからRTしましたよ」とありがたいお言葉をくださいました。いい人だなあ。

「映倫はsuch a bloody corrupt joke(性根の腐った悪ふざけ)であり、この国じゃProfit trumps art(アートよりカネが優先される)なのだ」という厳しいお言葉に反応したのかどうかわからないが、これを聞きつけてやってきたのが、映画製作者のヒロ・マスダさんであります。彼のサイト↓

まったくその通りであります。

とやっていたところに、私の英文記事を手伝ってくれたUsagiも出てきた。彼女は元からジェイクさんのファンであり、よく彼とチャットをしていたので喜んでやってきた。

その後もヒロ・マスダさんはいろいろと教えてくださいました。

私とUsagiはフナのように口を開けてレクチャを受けました。一番最初にジェイクさんが述べた「Profit trumps art in Japan.」を、映画製作者であるヒロ・マスダさんが実例を挙げて説明してくれたということで、じつに有意義でした。

私とUsagiが思うに「配給がRatingを決める → それを受けて映倫が修正を決める → 配給はそれを受けてRatingを上げたり下げたりする」という順番がそもそもおかしいのではないか。「映倫が最初に決めて、配給はそれに従う」という流れの方がまともなんじゃないの?だよね!とかいってしゃべりました。ま、ふたりとも素人なんですが。

その後も会話は続き、ジェイクさんが再び登場。

「おもしろいことしゃべってんね。ところで、The Purgeはどうなるのかな」と新しい話題になり、いまも進行中です。

上の引用は一部抜粋なので、会話の流れがわかりにくいですが、ぜんぶ続けて読むとよくわかりますよ。こちらからどぞ↓

『映倫』ていうくらいなんだから『倫理』を追求してくれないと困りますね!

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この問題に関心を寄せてくれたひとの話を個別のエントリでアプし続けていますが、紹介し切れなかったものも多いです。英文の方にはエントリの最後にすべてを付け加えているからそっちも見てください↓

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