映画|S.N.U.B!|アフター・クライシス

ロンドンで核爆発テロ事件が勃発。ドッカーン。一瞬にして都市は壊滅した。が、数名の男女だけがギリギリセーフで生き延びる。コッパ役人風情の無能政治家男、アメリカ人女性政府関係者、数名の民間人（おねーちゃんやら子供やらオバちゃんやら）、数名の兵士たちという雑多なメンツで構成されるみなさんは、政府が冷戦時代に建造したという秘密の地下壕（SNUB = Secret Nuclear Underground Bunker）に逃げ込んだ。

とりあえず居場所を確保したみなさんはちょっぴり安心して「よっこらしょう」と落ち着き、不安げにもそもそする。その地下壕ってのはものすごく広いのだが、やがて奥からガソゴソ音が聞こえて、いるはずのないモノがガガーと出てきておったまげる。ウギャー！

それは被爆したミュータント怪物（ゾンビみたいなの）と化した極悪囚人たちであった。ガオーと襲われて、あれだ、いつもの展開になります。ゴアゴアは少しあります。

トレイラー動画

2011年1月に日本版DVDリリース予定

日本版も出るそうです↓

• アマゾン - アフター・クライシス [DVD]

感想

冒頭の核爆発のところは「低予算映画にしてはなかなかやるな！」という迫力映像でした。が、みなさんが地下壕に逃げ延びてからはかなりジラされました。関係者の悲喜交々会話などが延々と続いて、しばしば忍耐を要しました。

んで、後半からやっとアクションスタートして、結局、そこになにが出てくるのであるか、宇宙人か、ゾンビか、怪物か、なにが出てくるんだよ！はやくだせ！とヤキモキさせられ、やっとこさ終盤近くでその正体が明かされます。

この地下壕の近所には刑務所があって、そこから逃げ出した凶悪な囚人が放射能被爆してゾンビモドキのバケモノになって襲ってきたってことなんだけど、低予算なりのメイクで大半のひとは脱力するでしょう。メイキングを見たら俳優さんがゾンビという言葉を使っていたけど、あれはゾンビじゃないと思いますね。なんだろ、被爆狂人かな。

人体損傷ゴアゴアが少しだけありました。パッとしない低予算ホラーだったですが、オバチャンがうりゃああああとオノをフルスイングしてハァハァってところだけはよかったですね。でも、ま、それだけのために見るというほどのもんではないような。。。

久しぶりにレビューを書くのに、どうもパッとしないヤツですません。最近少しブログをサボり気味なので「もっと記事を書け！」という督促メールを頂戴するのですが、どうもありがとう。私、毎日ずらずらと書いていると体が馴れてホイホイ書けるんだけど、少し間が空くと、なにかこう、パパッと書けない体質になってしまうのです。うーんと考え込んでしまう。この映画は私のリハビリとしてちょうどよかったかなあとおもいました。

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